空き地のヒミツ
とんでもないものを見つけてしまった。
昨日のことなのに、まだ心臓がドキドキしている。
こんな時に学校行ってる場合か?
と思うけど、休むのもおかしいしな。
「アツシ、ちょい話いいか?」
おれは、このヒミツを知らせるため、親友のアツシにひっそりと話しかけた。
「ヒロ。どうした?」
昨日に続いて、まだちょっとアツシの顔色が悪い。カゼか?
アツシのやつ、昨日は放課後さっさと帰っちまったし。
そのせいで、おれはひとりで行動して、アレを見つけることになったんだ。
「あのさ、おれらが小3の時に遊んでた空き地、覚えてるか?」
「……ああ、覚えてるよ」
細い路地を抜けた向こう。
大きな木が一本と、目立つ岩があるだけの小さな空き地。
そこが、おれとアツシの秘密基地だった。
まあ、小6になった今は忙しくなって、全然行かなくなったんだけど。
「そこに、タイムカプセル埋めただろ?
おとなになったら掘り返そうって。
でもさ、そこに家が建つらしいんだよ」
「知ってる」
お、なら話が早い。
「おれさ、その前にって思って、タイムカプセルを掘り出しに行ったんだ」
「!? じゃあ、おまえアレを見たのか!?」
アツシは大声を上げた。
その後、キョロキョロと周りを見回し、だれも気にしてない様子にほっとしている。
「え!? アツシも、アレを見つけたのか!?」
「しーっ!
おととい、ひとりで空き地に行って、地面を掘り返したんだ。
アレを見て、どうしよう! ってなって……」
「おれも、おれも!! マジで、あんなの出てくるとは思わなかった!」
こっそりと、でも興奮しておれたちは話を続ける。
「警察に言った方がいいのは確実だよな。ヒロは言った?」
「いや。なんか、警察コエーし、それに、アツシに一番に知らせなきゃって思って……」
「ヒロ……! そうだね、一緒に警察に言おう」
「ああ!」
「でも、まさか、あの木の下にあんなものが……」
ん? 木の下? 掘る場所、違くないか?
「岩の横、だろ?」
おれが指摘すると、アツシは目を大きく見開いた。
「待って。ヒロはどこで、何を見つけたの?」
「岩の横の土を掘り返したら、金の延べ棒がたくさん……」
ボソボソと言うと、アツシは震えながら叫んだ。
「場所が違う!
おれが見つけたのは、人の骨だよ!」
昨日のことなのに、まだ心臓がドキドキしている。
こんな時に学校行ってる場合か?
と思うけど、休むのもおかしいしな。
「アツシ、ちょい話いいか?」
おれは、このヒミツを知らせるため、親友のアツシにひっそりと話しかけた。
「ヒロ。どうした?」
昨日に続いて、まだちょっとアツシの顔色が悪い。カゼか?
アツシのやつ、昨日は放課後さっさと帰っちまったし。
そのせいで、おれはひとりで行動して、アレを見つけることになったんだ。
「あのさ、おれらが小3の時に遊んでた空き地、覚えてるか?」
「……ああ、覚えてるよ」
細い路地を抜けた向こう。
大きな木が一本と、目立つ岩があるだけの小さな空き地。
そこが、おれとアツシの秘密基地だった。
まあ、小6になった今は忙しくなって、全然行かなくなったんだけど。
「そこに、タイムカプセル埋めただろ?
おとなになったら掘り返そうって。
でもさ、そこに家が建つらしいんだよ」
「知ってる」
お、なら話が早い。
「おれさ、その前にって思って、タイムカプセルを掘り出しに行ったんだ」
「!? じゃあ、おまえアレを見たのか!?」
アツシは大声を上げた。
その後、キョロキョロと周りを見回し、だれも気にしてない様子にほっとしている。
「え!? アツシも、アレを見つけたのか!?」
「しーっ!
おととい、ひとりで空き地に行って、地面を掘り返したんだ。
アレを見て、どうしよう! ってなって……」
「おれも、おれも!! マジで、あんなの出てくるとは思わなかった!」
こっそりと、でも興奮しておれたちは話を続ける。
「警察に言った方がいいのは確実だよな。ヒロは言った?」
「いや。なんか、警察コエーし、それに、アツシに一番に知らせなきゃって思って……」
「ヒロ……! そうだね、一緒に警察に言おう」
「ああ!」
「でも、まさか、あの木の下にあんなものが……」
ん? 木の下? 掘る場所、違くないか?
「岩の横、だろ?」
おれが指摘すると、アツシは目を大きく見開いた。
「待って。ヒロはどこで、何を見つけたの?」
「岩の横の土を掘り返したら、金の延べ棒がたくさん……」
ボソボソと言うと、アツシは震えながら叫んだ。
「場所が違う!
おれが見つけたのは、人の骨だよ!」


