甘すぎる溺愛は、美しい花の隣で。
週末、私と空雅くんは結婚式場に向かう前に、駅前で待ち合わせをしていた。
まるで夏の始まりのようにも感じる季節。
まだ四月中旬だというのに、桜が散れば、一気に暖かく空気が変わったように感じる。
今日は結婚式場への挨拶も兼ねているので服装はスーツを着用しているが、上着を羽織ると少し汗ばむくらいの暑さだった。
(空雅くんもそろそろ来るかな)
約束の時間はもう迫っていたが、今までの空雅くんの勤務態度を見ていても遅れるとは思えないので焦りはなかった。
でも、いつもなら約束の十分前には来るくらい慎重なのに……。
何かあったのだろうか、ふとそんな心配が頭をよぎった瞬間、聞き慣れた声が耳に届く。
「澪花さん……!」
ほっ、と心が安心して緩んだのが分かった。
まるで夏の始まりのようにも感じる季節。
まだ四月中旬だというのに、桜が散れば、一気に暖かく空気が変わったように感じる。
今日は結婚式場への挨拶も兼ねているので服装はスーツを着用しているが、上着を羽織ると少し汗ばむくらいの暑さだった。
(空雅くんもそろそろ来るかな)
約束の時間はもう迫っていたが、今までの空雅くんの勤務態度を見ていても遅れるとは思えないので焦りはなかった。
でも、いつもなら約束の十分前には来るくらい慎重なのに……。
何かあったのだろうか、ふとそんな心配が頭をよぎった瞬間、聞き慣れた声が耳に届く。
「澪花さん……!」
ほっ、と心が安心して緩んだのが分かった。