来年も、君と桜を。
第1話 最悪の出会い
春の風が、少しだけ冷たかった。
新しいクラス、新しい席。
全部が変わるこの季節が、私はあまり好きじゃない。
「はぁ⋯⋯」
小さくため息をつく。
胸の奥が、いつもより少しだけ苦しい。
ーーでも、大丈夫。
私は何事もないみたいに顔を上げた。
「今日からこのクラスの担任になる、小野だ。」
新しいクラス、新しい席。
全部が変わるこの季節が、私はあまり好きじゃない。
「はぁ⋯⋯」
小さくため息をつく。
胸の奥が、いつもより少しだけ苦しい。
ーーでも、大丈夫。
私は何事もないみたいに顔を上げた。
「今日からこのクラスの担任になる、小野だ。」