嘘から始まる恋煩い!
PLAN4. 恋の嵐の予感
世那の誕生日
私が五十嵐と世那への誕プレを選んだ週の金曜日。
5月15日、その日は私の弟である世那の誕生日だ。
朝に誕生日おめでとうの一言を告げたけれど、お互いバタバタしてしまっていてあまり話せなかった。
だからいつもより気持ち早めで家に帰ることにした私は、清羅と途中までの道を歩いていた。
「そういえば、今日ってなんで美亜はそんなに急いでるの〜?」
「今日は弟の誕生日なの。だからお祝いしたくて早めに帰らないとなって。」
「え〜。美亜っていいお姉ちゃんだね〜。高校生になっても弟想いってなかなかいなくない?」
「もちろん褒め言葉だよ、」と付け加えた清羅に対して、私は曖昧な笑みを浮かべた。
「そう?ありがと〜。」
弟想いのいいお姉ちゃん………か。
五十嵐にも同じこと言われたなぁ。
………でも私、そんなに尊敬されるほど弟想いじゃないと思う。
だって………。
「ねぇ聞いてる〜?また彼氏と別れちゃったんだけどさぁ。」
ふと暗い気持ちに陥っていると、清羅のちょっとだけ拗ねたような表情が視界にうつった。
「ああごめん、聞いてるよ〜。」
「どうすればいいかな?彼氏候補何人かいるんだけど、みんな微妙で〜。」
じゃあ男遊びをやめればいいじゃん……と思ったけれど、清羅にも事情があるしなぁ。
5月15日、その日は私の弟である世那の誕生日だ。
朝に誕生日おめでとうの一言を告げたけれど、お互いバタバタしてしまっていてあまり話せなかった。
だからいつもより気持ち早めで家に帰ることにした私は、清羅と途中までの道を歩いていた。
「そういえば、今日ってなんで美亜はそんなに急いでるの〜?」
「今日は弟の誕生日なの。だからお祝いしたくて早めに帰らないとなって。」
「え〜。美亜っていいお姉ちゃんだね〜。高校生になっても弟想いってなかなかいなくない?」
「もちろん褒め言葉だよ、」と付け加えた清羅に対して、私は曖昧な笑みを浮かべた。
「そう?ありがと〜。」
弟想いのいいお姉ちゃん………か。
五十嵐にも同じこと言われたなぁ。
………でも私、そんなに尊敬されるほど弟想いじゃないと思う。
だって………。
「ねぇ聞いてる〜?また彼氏と別れちゃったんだけどさぁ。」
ふと暗い気持ちに陥っていると、清羅のちょっとだけ拗ねたような表情が視界にうつった。
「ああごめん、聞いてるよ〜。」
「どうすればいいかな?彼氏候補何人かいるんだけど、みんな微妙で〜。」
じゃあ男遊びをやめればいいじゃん……と思ったけれど、清羅にも事情があるしなぁ。