夕焼けの空に、君を想う。
あの日から、私はほぼ毎日の様に桜陽さんの家に通った。
…桜陽さんがあの日見せた弱いところも何か意味がある。そう思うから。

「また来たの?」
「悪い?」
「いや、むしろ嬉しい」
そのやり取りも、もう慣れてきた。

部屋はいつも変わらず暗かった。
でも、もう気にならない。
むしろ、この静けさが落ち着く。

‪✿‪✿‪✿

「今日ちょっとしんどいかも」
「…横になれば?」
「そうする」
ゆっくりと横になる動き。
でも、やっぱり少しぎこちない。
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