夕焼けの空に、君を想う。
- 木下 桜陽 -
病院の空気は、変わらず静かだった。
ピッピッと規則的な音が響く。
今日は望月となんの話をしようかな。
そんな事を考えていると、コンコンと控えめなノックが響く。
「…はい」
僕の返事とともに、扉が開く。
「誰です、か…は?」
入ってきたのは、望月でも、医者でもなくて。
_____父さんと、母さん…そして桜夏だった。
一瞬で、空気が変わる。
どうして、今…。
数秒の沈黙が流れた後、父さんが口を開く。
「…久しぶりだな。」
「うん」
それだけで、会話が途切れる。
普通なら、家族が見舞いに来てくれたのだから、喜ぶべきなのに。
…喜べなかった。
母さんは、何も言わずにこっちを見る。
病院の空気は、変わらず静かだった。
ピッピッと規則的な音が響く。
今日は望月となんの話をしようかな。
そんな事を考えていると、コンコンと控えめなノックが響く。
「…はい」
僕の返事とともに、扉が開く。
「誰です、か…は?」
入ってきたのは、望月でも、医者でもなくて。
_____父さんと、母さん…そして桜夏だった。
一瞬で、空気が変わる。
どうして、今…。
数秒の沈黙が流れた後、父さんが口を開く。
「…久しぶりだな。」
「うん」
それだけで、会話が途切れる。
普通なら、家族が見舞いに来てくれたのだから、喜ぶべきなのに。
…喜べなかった。
母さんは、何も言わずにこっちを見る。