来年も、君と桜を。
放課後。
一人で帰るふりをして、少しだけ遠回りする。
向かったのは——病院。
白い廊下。
消毒液の匂い。
「最近、発作の頻度が増えてるね」
医者の声が静かに響く。
「……はい」
「正直に言うと、あまり良い状態じゃない」
心臓が、どくん、と大きく鳴る。
「無理はしないこと。あと——」
一人で帰るふりをして、少しだけ遠回りする。
向かったのは——病院。
白い廊下。
消毒液の匂い。
「最近、発作の頻度が増えてるね」
医者の声が静かに響く。
「……はい」
「正直に言うと、あまり良い状態じゃない」
心臓が、どくん、と大きく鳴る。
「無理はしないこと。あと——」