レンアイ対象外
「だから、今日オシャレしてんだ」


普段の私(すっぴん含む)を見ている蓮からしたら、そう見えてしまうのも仕方ない。


実際、気合い入れてたのは事実だ。

結果的に、それも無意味だったが。


「もう恋愛なんてしないって言ってたの、誰だっけ」

「それは…」


紛れもなく、私が言った。

半年程前、庁内で付き合ってた彼が実は妻子持ちだったことが発覚した時に、蓮を呼び出してアルコール片手に大泣きしながら確かにそう言った。
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