敏腕記者の怪我は溺愛の始まり~そんな昇格結構です
「ひとりでやるんだな?」
「ええ。部下はいりません。その分、ひとりでじっくり取り組ませて頂きます」
すると、そこに社長が入ってきた。
「怪我はだいぶよくなったようだな、透」
「社長」
社長は立ち上がろうとした高原を制した。横の佐貫部長は立ち上がり、頭を下げた。
「すみません。わざわざお越しいただいて……」
「いや、たまには現場をみたい。足の悪い部下を使うつもりはないよ。それで、次期チームリーダーはどうだ?」
にこやかに笑いながらミーティングをする雪ら四人を見つめた。
「いや、和やかでいい感じだな。ピリピリした透のチームとは大違いだ」
「ひどい言い様ですね」
高原はむっとした。しかし、笑顔の雪を見ると癒された。
「透。お前は来月からEFRの役員だ」
「ええ?!」
「課長から三階級特進だ。大学で教鞭をとるんだし、今までの功績を考えれば当たり前だ」
「……それは嫌です」
「そう言うと思った。今回は拒むなよ」
「佐貫部長が本部長になって、僕が部長になるということでいいのでは?」
佐貫部長は真っ青になった。
「ええ。部下はいりません。その分、ひとりでじっくり取り組ませて頂きます」
すると、そこに社長が入ってきた。
「怪我はだいぶよくなったようだな、透」
「社長」
社長は立ち上がろうとした高原を制した。横の佐貫部長は立ち上がり、頭を下げた。
「すみません。わざわざお越しいただいて……」
「いや、たまには現場をみたい。足の悪い部下を使うつもりはないよ。それで、次期チームリーダーはどうだ?」
にこやかに笑いながらミーティングをする雪ら四人を見つめた。
「いや、和やかでいい感じだな。ピリピリした透のチームとは大違いだ」
「ひどい言い様ですね」
高原はむっとした。しかし、笑顔の雪を見ると癒された。
「透。お前は来月からEFRの役員だ」
「ええ?!」
「課長から三階級特進だ。大学で教鞭をとるんだし、今までの功績を考えれば当たり前だ」
「……それは嫌です」
「そう言うと思った。今回は拒むなよ」
「佐貫部長が本部長になって、僕が部長になるということでいいのでは?」
佐貫部長は真っ青になった。