敏腕記者の怪我は溺愛の始まり~そんな昇格結構です
「あ、あの……その頃からもう、おふたりはそういう関係だったんですね……」
がっくりとうなだれる彼女。
「あ、誤解なさらないでください。その時はたまたまお邪魔していて、話を聞いてしまったんです」
「え?」
「だから、その時はおつきあいしてませんでした」
「その時は、ということは、やっぱり今はおつきあいしているんですか?」
「えっと、そうですね。本当に最近おつきあいをはじめました」
「嘘よ。入院した時にはつきあっていたっておばさまが言ってたもの」
「その時もまだ……あ、いえいえその……」
「え?」
「まあ、とにかく退院してしばらくしてから本格的におつきあいを始めました」
「大分前に透君は私を庇って怪我をしたの」
「そのお話は聞いています」
「庇うほど私のことを好きなのはわかったし、透君が結婚したくなるまで待つことに決めたの」
これは、一方通行すぎる。大変な相手だ。
それより、会ったらどうしても彼女に聞きたいことがあった。
「昔、奈美さんとおつきあいされてたんじゃないんですか?」
「いいえ。デートもしたことないの」
「ええ?!」
がっくりとうなだれる彼女。
「あ、誤解なさらないでください。その時はたまたまお邪魔していて、話を聞いてしまったんです」
「え?」
「だから、その時はおつきあいしてませんでした」
「その時は、ということは、やっぱり今はおつきあいしているんですか?」
「えっと、そうですね。本当に最近おつきあいをはじめました」
「嘘よ。入院した時にはつきあっていたっておばさまが言ってたもの」
「その時もまだ……あ、いえいえその……」
「え?」
「まあ、とにかく退院してしばらくしてから本格的におつきあいを始めました」
「大分前に透君は私を庇って怪我をしたの」
「そのお話は聞いています」
「庇うほど私のことを好きなのはわかったし、透君が結婚したくなるまで待つことに決めたの」
これは、一方通行すぎる。大変な相手だ。
それより、会ったらどうしても彼女に聞きたいことがあった。
「昔、奈美さんとおつきあいされてたんじゃないんですか?」
「いいえ。デートもしたことないの」
「ええ?!」