悪魔な義理弟《ボディーガード》~ヤンキー校最凶犬男子の独占欲が強過ぎる~
その時、櫂理君の顔がゆっくり落ちてくると、私の首筋に唇がそっと触れ、思わず肩が小さく跳ね上がる。 

「ここに跡付けたらどうなるかな」

そして、愛おしそうに軽めのキスをしながら、悪戯な目で私を見る。

「そんなことしたらお父さんが怒るよ」

本気なのか、冗談なのか。

いまいちよく分からない彼の様子に、私はとりあえず牽制してみる。

「いいな、その背徳感。なんか興奮してくる」

けど、それが逆に火をつけてしまったのか。

櫂理君は妖しく微笑むと、首筋にあてていた唇を徐々に上へと滑らせ、顎まで到達したところで私の唇をぱくりと食べた。

そこから、角度を変えて、言葉通り私を堪能しながら、
最後には櫂理君の舌が容赦なく口の中に侵入してきた。


こうして、またもや濃厚なキスを受けていると、不意に唇が離れ、今度は耳の裏を舌でぺろりとなぞり始め、痺れるような感覚に思わず「あっ」と小さな声が漏れてしまう。

「耳弱い?」

その反応を楽しむように、櫂理君は吐息混じりの低い声で囁いてくる。

「知らない。そんなとこ誰にも舐められたことないから」

それが、まるで煽られているようで、私は少し悔しくなり顔を背けた直後。

隙ありと、櫂理君は私の髪の毛を捲り上げ、鎖骨付近に何度もキスを落としてきた。

「やっ、だめっ……」

基本首は弱いので、彼の唇が触れるたびに小さな痺れが幾度となく襲って来て、堪えようにも声が自然と漏れ出てしまう。

部屋中には櫂理君のキスをする音が響き渡り、段々と変な気分になってきた。


「ねえ莉子。もっと鳴いて。もっとその声が聞きたい」

そう甘えた声でおねだりしてくると、櫂理君は私のパジャマのボタンに手を掛け、第一、第二とゆっくり外し始める。

「え?櫂理君?ちょっと待っ……ひあっ!」

そのうち下着が見えそうになり、焦り出した私は慌てて手の動きを止めようと彼の手首を掴んだ時。

ぱっくりと空いた胸元に突然顔を埋められ、谷間ギリギリのところを軽く吸われてしまい、これまでで一番大きな声が出てしまった。

「櫂理君ストップ。もう、おしまいにして!」

これ以上されると感覚がおかしくなりそうで、とにかく止めてもらおうと必死に懇願するも。櫂理君の動きは一向に止まることを知らず。

今度はパジャマの裾を捲り上げて、おへそ付近にキスをされてしまい、もうやりたい放題。

親が居ないことをいいことに、これまでされたことがない敏感な場所に沢山キスをされてしまい。

彼の思惑通り、初めての刺激続きに私はずっと声を抑えることが出来なかった。
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