悪魔な義理弟《ボディーガード》~ヤンキー校最凶犬男子の独占欲が強過ぎる~
◇◇◇
「莉子さん」
それから学校が終わり、近所のスーパーで夕飯の買い出しをしていたところ。
背後から知った声が聞こえてきて、即座に振り向くと、そこには買い物かごをぶら下げている圭君が立っていた。
「圭君こんな所で珍しいね。櫂理君と一緒じゃないんだ」
いつも放課後は大体二人でいることが多いのに、予想外な場所で彼と鉢合い、私は目を瞬かせる。
「櫂理はジムに行くって。俺は夕飯の買い出し」
「そっか。そういえば圭君今一人暮らしなんだよね」
確か、圭君の両親は起業家で、つい最近海外での勤務が決まったらしい。
けど、一人っ子の圭君はここに残るため、親戚の家の近くのアパートに住み始めたんだと以前櫂理君が言っていた。
その話を聞いた時、高校生から一人暮らしだなんて思い切った決断をしたと思うけど、そのおかげでこうして今も変わらず櫂理君と良いお友達で居てくれるので、彼の選択には今でも感謝している。
「そうだ。それじゃあ、もし良ければ今日は圭君のおうちでご飯作ろっか?お父さんとお母さんは仕事で遅いから夕飯いらないって言ってたし、櫂理君の分は作ったの持って帰れば大丈夫だし」
「本当に?莉子さんが作るご飯めっちゃ好きだから、すごく嬉しい」
ふと浮かんできた妙案を口にしてみると、まるで後光がさすような眩し過ぎる笑顔を向けられ、思わず目が眩んだ。
可愛い!
櫂理君も可愛いけど、冷静沈着な圭君のたまに見せる素直な弟っぷりも愛いすぎる!
そう一人で悶絶しているとはつゆ知らず。
急遽決まったお宅訪問に圭君は上機嫌になると、早速私達は夕飯の食材選びに取り掛かった。
「莉子さん」
それから学校が終わり、近所のスーパーで夕飯の買い出しをしていたところ。
背後から知った声が聞こえてきて、即座に振り向くと、そこには買い物かごをぶら下げている圭君が立っていた。
「圭君こんな所で珍しいね。櫂理君と一緒じゃないんだ」
いつも放課後は大体二人でいることが多いのに、予想外な場所で彼と鉢合い、私は目を瞬かせる。
「櫂理はジムに行くって。俺は夕飯の買い出し」
「そっか。そういえば圭君今一人暮らしなんだよね」
確か、圭君の両親は起業家で、つい最近海外での勤務が決まったらしい。
けど、一人っ子の圭君はここに残るため、親戚の家の近くのアパートに住み始めたんだと以前櫂理君が言っていた。
その話を聞いた時、高校生から一人暮らしだなんて思い切った決断をしたと思うけど、そのおかげでこうして今も変わらず櫂理君と良いお友達で居てくれるので、彼の選択には今でも感謝している。
「そうだ。それじゃあ、もし良ければ今日は圭君のおうちでご飯作ろっか?お父さんとお母さんは仕事で遅いから夕飯いらないって言ってたし、櫂理君の分は作ったの持って帰れば大丈夫だし」
「本当に?莉子さんが作るご飯めっちゃ好きだから、すごく嬉しい」
ふと浮かんできた妙案を口にしてみると、まるで後光がさすような眩し過ぎる笑顔を向けられ、思わず目が眩んだ。
可愛い!
櫂理君も可愛いけど、冷静沈着な圭君のたまに見せる素直な弟っぷりも愛いすぎる!
そう一人で悶絶しているとはつゆ知らず。
急遽決まったお宅訪問に圭君は上機嫌になると、早速私達は夕飯の食材選びに取り掛かった。