難攻不落な総長様と攻略不可な天才女子

秘密

プルルルルルル、プルルルルルル

羽野が家に来る約束をするまぁまぁ前の日の放課後、家にいるとスマホから着信音が鳴り響いた。

ゆっくりスマホに近付くと凜からとわかり、ドキッと反応した。

「り、凜・・・・・・?」

『・・・・・・維に言いたいことがあるから次の日曜に維の家に行って良いか・・・・・・?』

まだ心臓がドキドキしたまま、凜にそう言われ私はもっと鼓動が激しくなった。

凜が・・・・・・家、に・・・・・・。

「良い、よ」

むしろ・・・・・・嬉しい・・・・・・。

『・・・・・・じゃあ・・・・・・ブツッ』

凜が低くそう言って電話を切った。

耳元で響いた凜の声の感覚がまだ残ってる・・・・・・。

*  *  *

凜と何時に家に来るのか具体的に決めた。

その時間の30分前からずっと体がソワソワしていた。

・・・・・・ううん。

約束をしたときからソワソワしてたにも関わらず、30分前になったらもっとソワソワしだした。

凜が・・・・・・家に来る・・・・・・。

ずっと体が落ち着かない。

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