孤独な少女はハイスペ総長様達に溺愛されてます
『もうさぁ!!!維ちゃんが凜のこと好きなのは百歩譲っていいけどさぁ!だからってあんな俺等の前で見せつける必要ある!?抱き着いたり手、掴んだりさぁ!!!!!!絶対わざと!!!故意!!!あーもーーーー!!!!スマホの閲覧履歴維ちゃんに垂れ流してやりたい!!!!!維ちゃんの前だけカッコつけやがって!!!!!!維ちゃんいなかったら何の警戒心もなく俺にキレてくるし睨んでくるし!!!!!』

源の会話を思い出すだけで頭が痛くなる・・・・・・。

俺はそう思い、もうスマホの電源を落とした。

また電話かかってきたらたまったもんじゃない・・・・・・。

*  *  *

9時半、源の家には寄らずに維ちゃんの家に向かった。

・・・・・・ていうかホント今更だけど家の掃除3人に手伝ってもらうってどんなことなってるんだよ・・・・・・。

「えっ・・・・・・!?」

維ちゃんに渡された紙片は、住所が書いていた。

俺は電車通学で、徒歩で通学している維ちゃんの家まで行くのは電車でなんだ、が・・・・・・。

駅から学校に行くのでさえ距離がエグいのに、駅から維ちゃん家までが駅から学校の倍の距離がある。

しかも、最寄り駅もその駅しかなく滅茶苦茶歩かなきゃいけない。

俺だけ唯一維ちゃんの家まで迎えに行ったことがない。

だからそこまで遠いなんて知らなかった。

駅で学校、維ちゃんの家の最寄り駅まで電車に揺られたあと、マップを開こうとさっき電源を落としたスマホの電源をつける。

スマホが開いた途端出てきたのは―――。

多数の通知。

「・・・・・・またかよ」

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