難攻不落な総長様と攻略不可な天才女子
その様子を見て凜が顔を顰めた。

それを見て俺は維ちゃんから離れて凜の耳に口を近づけた。

「俺、もう本気で行くから。覚悟しといてね」

俺はそうとだけ言って笑顔で凜の顔を見た。

凜は「はぁ」と溜め息をついた。

「厄介だ・・・・・・」

机に肘をついて頭をおさえる凜。

「・・・・・・?凜、どうしたの・・・・・・?」

維ちゃんが不思議そうに言った。

うん・・・・・・可愛いや・・・・・・。

俺はいつの間にか素直にそう思えた。

頑張ろ、凜に捕られないように。

俺が絶対に勝つ!

そう心に誓った。
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