海咲学園なんでも解決部! ~ぼくたちが、どんな悩みでも必ず解決してみせますっ!~
「あんた、なんでも解決部の部員でしょ?」

「あたしたちの依頼だって、なんとかするのが普通じゃないの⁉」

 ぼくは、ぎゅっと拳を握った。

 たしかに、なんでも解決部は、どんな依頼でも解決する部活だ。

 でも、彼女たちのは、あまりにも身勝手なワガママにしか聞こえない。

「で、でもっ……! さすがに限度はありますから……!」 

「「「「はあっ⁉」」」」

 思いきって声をしぼり出したぼくに、女子たちがさらにヒートアップした。

「ひどーい! せっかく時間を作って会いに来たのに、何にもしてくれないわけ⁉」

「もう最悪! この部員、ほんっと使えない!」

「……何が『使えない』だ?」
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