海咲学園なんでも解決部! ~ぼくたちが、どんな悩みでも必ず解決してみせますっ!~
「だけど、俺にとって小遥は、世界で一番特別な人なんだ。……あいつだけは、誰にも渡したくない。これから先もずっと、そばにいたいんだ」

 朝比奈くんの瞳には、必死で真っ直ぐな熱が宿っていた。

「だから、お願いします! 俺と一緒に、絶対にOKがもらえるような、最高の告白のセリフを考えてください!」

 パンッと両手を合わせたあと、朝比奈くんは深々と頭を下げた。

 最高の告白、かあ……。

 今まで受けてきた依頼とは全然違う。

 相手の『心』が関わる、過去最高レベルの難易度だと思うけど……。

「わかったよ、優斗」

 宙音くんが不敵な笑みを浮かべて立ち上がった。

「お前のそのまっすぐな想いは、必ず茉白に届けてみせる。そんな告白のセリフを、俺たちが考えてやるよ!」

 えぇ……、本当に大丈夫なのかな?

 ――こうして、ぼくの不安をよそに、なんでも解決部による前代未聞の告白プロデュース大作戦が幕を開けたのだった。

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