海咲学園なんでも解決部! ~ぼくたちが、どんな悩みでも必ず解決してみせますっ!~
 薫くんは引きつった顔のまま、宙音くんの前へ進み出た。

「えっと……えとえとえと……、ずっと前から、すっ……すすす……!」

 ――バタンッ!

 大変! 薫くんが極度の緊張でオーバーヒートして倒れちゃった!

「宙音くん、どうしよう⁉」

「大丈夫だ。しばらく日陰で休ませたら復活する。じゃあ、次は怜夜だな」

 宙音くんはそう言って、怜夜くんに視線を投げた。

「えっ、もうおれの番?」

 怜夜くんが露骨に顔をしかめる。

「ああ。本気出してかかってこいよ」

「いや、いきなり本気とか出せないし……」

「大丈夫だよ、れーくん!」

 困り果てている怜夜くんの背中を、蜜希くんがポンポンと叩く。

 それから顔をのぞき込んで、いたずらっぽくニッと笑った。

「そういうときは、メガネを外せばいいんだよ!」

< 131 / 189 >

この作品をシェア

pagetop