海咲学園なんでも解決部! ~ぼくたちが、どんな悩みでも必ず解決してみせますっ!~
 劇場みたいに広い講堂には、すでに全校生徒と先生たちが、ずらっと並んだ椅子に座っていた。

 ざわざわとした空気の中、ぼくたちは自分たちのクラスのエリアに向かい、空いている席に腰かける。

「……なんとか間に合ったみたいだな」

「だね~」

 ほっとため息をつく宙音くんに、蜜希くんがニコッと笑いかける。

 ぼくも小さくうなずいたけど、胸騒ぎがして落ち着かない。

 急に始まったこの全校集会、なんだか嫌な予感がするんだよな……。

 ――キィィン

 突然、鋭いマイクのノイズが、ぼくの耳をつんざいた。

 ハッとしてステージに目を向けると、壇上に院瀬海くんが立っていた。

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