海咲学園なんでも解決部! ~ぼくたちが、どんな悩みでも必ず解決してみせますっ!~
「黙っていれば済むと思ってるの? そうやって逃げてばかりいるから、みんなに愛想をつかされて、生徒会長を辞めさせられそうになっているのよ」

 そこには、エレガントなワンピースを着た、お金持ちの奥様みたいな女の人が立っていた。

 目を三角につり上げて、誰かを激しく叱りつけている。

 その視線の先にいたのは――、やっぱり院瀬海くんだった。

 でも、数日ぶりに見た彼は、ぼくの知っている院瀬海くんとは別人みたいに変わっていた。

 あの堂々とした態度は、いったいどこへいったんだろう。

 なんだかとても小さくなって、今にも泣き出しそうな顔で、じっと床を見つめている。

「……母さん、ごめんなさい」

 え? 院瀬海くんが今、あの奥様のことを「母さん」って呼んだ?

 ということは、あの人が……院瀬海くんのお母さん⁉
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