海咲学園なんでも解決部! ~ぼくたちが、どんな悩みでも必ず解決してみせますっ!~
「ごめん……。スマホの電池が切れてて、気づかなかったみたい……」

「もーっ! 次からはちゃんと充電しといてよね!」

 蜜希くんはぷくーっと頬をふくらませた。でも、風船の空気を抜くように、ふーっと息を吐いたあと、

「でも、見つかってよかったぁ」

 と、ほっとした顔で笑ってくれた。

 とたんに、なんでも解決部のみんながわらわらとぼくの周りに集まってくる。

「ほんとそれ! オレも、マジでのんちゃんのこと心配してたから!」

「みんなであちこち探し回ったんだぞ」

 薫くんと怜夜くんまで!

 迷惑かけちゃって悪かったとは思うけど……みんな、ぼくのことを気にかけてくれてたんだなあ。

 かけられる数々の言葉が嬉しくて、胸の奥がじんわりと温かいものでいっぱいになる。

 でも、ふと視線を感じて我に返ると、院瀬海くんがぼくたちのことをじっと見つめていた。

 なんだか羨ましそうというか、寂しそうな目をしてるな……。

 『院瀬海くんもこっちにおいでよ』って、誘おうかな。と、思ったそのとき。

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