海咲学園なんでも解決部! ~ぼくたちが、どんな悩みでも必ず解決してみせますっ!~
「……うるさいな」
院瀬海くんが、くしゃっと顔をゆがませた。
「きみなんかに、相談なんてするわけないだろ。何でも僕よりできて、大勢の人に慕われている。――そんな宙音に、僕の悩みを打ち明けたって、何も解決しないよ」
そう言って、また涙でうるんできた目で、宙音くんを真っ向からにらみつける。
「ああもう! きみと話しているだけで、惨めで泣きたくなってくる! ……だからもう、僕のことはほっといてくれ‼」
叩きつけるような叫び声が、生徒相談室に響き渡る。
一瞬の間をおいて、宙音くんがゆっくりと口を開いた。
「……そうか。わかったよ。お前の言う通りにする」
うそでしょ⁉ いつもならしつこく食い下がってきそうなのに……、こんなにもあっさりと引き下がるなんて!
すっかり物分かりが良くなった宙音くんに、ぼくを含め、この場にいる全員が固まった。
も、もしかして宙音くん……、今ので院瀬海くんのことが嫌になったんじゃ……?
「ちょ、ちょっと待ってよ。なんでそんなこと言うの⁉」
ぼくは思わず、宙音くんの腕をガシッとつかんだ。
「まさか、本当に見捨てる気⁉ 院瀬海くんのこと、あんなに気にかけていたのに……どうして⁉」
「バカ。そんなこと、一言も言ってないだろ」
宙音くんは、詰め寄るぼくに、困ったように微笑んだ。
「天のことは、絶対に見捨てない。……だからこそ、なんでも解決部を立ち上げたんだ」
院瀬海くんが、くしゃっと顔をゆがませた。
「きみなんかに、相談なんてするわけないだろ。何でも僕よりできて、大勢の人に慕われている。――そんな宙音に、僕の悩みを打ち明けたって、何も解決しないよ」
そう言って、また涙でうるんできた目で、宙音くんを真っ向からにらみつける。
「ああもう! きみと話しているだけで、惨めで泣きたくなってくる! ……だからもう、僕のことはほっといてくれ‼」
叩きつけるような叫び声が、生徒相談室に響き渡る。
一瞬の間をおいて、宙音くんがゆっくりと口を開いた。
「……そうか。わかったよ。お前の言う通りにする」
うそでしょ⁉ いつもならしつこく食い下がってきそうなのに……、こんなにもあっさりと引き下がるなんて!
すっかり物分かりが良くなった宙音くんに、ぼくを含め、この場にいる全員が固まった。
も、もしかして宙音くん……、今ので院瀬海くんのことが嫌になったんじゃ……?
「ちょ、ちょっと待ってよ。なんでそんなこと言うの⁉」
ぼくは思わず、宙音くんの腕をガシッとつかんだ。
「まさか、本当に見捨てる気⁉ 院瀬海くんのこと、あんなに気にかけていたのに……どうして⁉」
「バカ。そんなこと、一言も言ってないだろ」
宙音くんは、詰め寄るぼくに、困ったように微笑んだ。
「天のことは、絶対に見捨てない。……だからこそ、なんでも解決部を立ち上げたんだ」