海咲学園なんでも解決部! ~ぼくたちが、どんな悩みでも必ず解決してみせますっ!~
「……消すぞ」

 院瀬海くんが、スマホのライトをオフにする。

 パッと光が消え、あたりが再び真っ暗闇に包まれた。――その、直後だった。

 ――ガチャッ

 ふと、生徒玄関に、乾いた金属音が響き渡る。

 靴箱の扉を開けたような音に、ぼくたちはハッとして、凍りついたように息をひそめた。

 時雨先輩の靴箱の前には、いつの間にか、黒い人影が立っていた。

 人影はあたりをきょろきょろと見回すと、手にした薄い封筒を、迷うことなく靴箱の中に入れる。

 この一連の動作を目撃したぼくは、強く確信した。

 ――間違いない。怪文書の犯人は、あの人影だ‼

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