ルックアットミー
そんな欲求が胸の奥から湧き上がってくる。
人気者の彼女と一緒にいれば、私も同じだけ人に見られると思うから。
私は彼女と一緒に保健室を出て足音を殺して階段を上り始めた。
秘密基地って学校内にあるのかな?
そう思ったけれど、声には出さずに彼女の後を追いかける。
なにも考えずに背中をついていくと、ふいに彼女が立ち止まった。
危うく背中にぶつかってしまう寸前で足を止める。
そこは屋上へと続くドアの前の踊り場だった。
ほんのりのタバコの匂いがしているから周囲を確認してみると、踊り場の隅っこに吸い殻が落ちていた。
構内のこんなところで堂々とタバコを吸っている生徒がいるんだ。
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