13日の日直当番
翔太くんとは登校班が違うから一緒に登下校したことは今までなかった。
「おはよう、汐里ちゃん」
はぁはぁと息を切らせているから、わざわざ走ってきてくれたみたいだ。
「いいの? 登校班と一緒じゃくて」
「今日くらいは大丈夫だよ」
話をしながらゆっくりと歩き出す。
「それよりさ、僕は昨日公園のベンチで眠っていたと思うんだ」
「うん。私もだよ」
「それが、目が覚めたらベッドの上だったんだよ」
「同じだよ!」
目くばせして何度も確かめあう。
「僕たち長い夢を見ていたんじゃないよね?」
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