13日の日直当番
教室に入ると同時に先に登校してきていたみーちゃんとヤヨイちゃんが声をかけてきた。
ヤヨイちゃんは私と翔太くんを交互に見てニヤニヤしている。
思わず、少しだけ翔太くんと距離を取った。
「ふたりとも、おはよう」
「いやぁ、昨日の日直当番はなにもなくてよかったね」
「え?」
「ほら、昨日は13日の日直当番だったから、心配してたんだよ?」
ヤヨイちゃんの言葉に私は瞬きを繰り返す。
元の世界では日直当番の時になにもなかったことになっているみたいだ。
振り向くと翔太くんは大人みたいに肩をすくめている。
私と翔太くんがどれだけの冒険をしてきたか話したい気持ちになったけれど、グッと我慢した。
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