13日の日直当番
けれどヤヨイちゃんは目を輝かせて「ルールをひとつでも破ったらその日の日直当番がいなくなっちゃうって話だよね!?」と、聞いてきた。
そんなこともうみんな知っているはずだし、怖いことのはずなのになぜかすごく嬉しそうにしている。
「そ、そうだよ。だからすごく怖いんだよ」
「それってさ翔太くんとふたりきりの世界に行けるってことだよね!?」
私の言葉をヤヨイちゃんのはちゃいだ声がかき消した。
私とみーちゃんは驚いて口をポカンと開けた状態でヤヨイちゃんを見つけた。
ヤヨイちゃんは完全に自分の世界に入り込んでしまったようで「いいなぁ。私もそんな世界に行ってみたいなぁ」と、頬を赤く染めている。
「ヤヨイちゃんは怖くないの?」
みーちゃんが聞くとヤヨイちゃんは急に真顔に戻って首を傾げた。
「怖いのはチャンスでしょう? 仮にふたりきりの世界に行くことができなくても、怖がって翔太くんにくっつくこととかできるんだし?」
と言っている。
そんな風に考えることができるなんてすごい。
ヤヨイちゃんはこの13日の日直当番が本当に怖くないんだろう。
私は目からうろこが落ちる思いでヤヨイちゃんを見つめたのだった。
そんなこともうみんな知っているはずだし、怖いことのはずなのになぜかすごく嬉しそうにしている。
「そ、そうだよ。だからすごく怖いんだよ」
「それってさ翔太くんとふたりきりの世界に行けるってことだよね!?」
私の言葉をヤヨイちゃんのはちゃいだ声がかき消した。
私とみーちゃんは驚いて口をポカンと開けた状態でヤヨイちゃんを見つけた。
ヤヨイちゃんは完全に自分の世界に入り込んでしまったようで「いいなぁ。私もそんな世界に行ってみたいなぁ」と、頬を赤く染めている。
「ヤヨイちゃんは怖くないの?」
みーちゃんが聞くとヤヨイちゃんは急に真顔に戻って首を傾げた。
「怖いのはチャンスでしょう? 仮にふたりきりの世界に行くことができなくても、怖がって翔太くんにくっつくこととかできるんだし?」
と言っている。
そんな風に考えることができるなんてすごい。
ヤヨイちゃんはこの13日の日直当番が本当に怖くないんだろう。
私は目からうろこが落ちる思いでヤヨイちゃんを見つめたのだった。