13日の日直当番
「こんな悪質なイタスラするとしたらあんたの方でしょ」
「なんだと!?」
吉岡くんの声が一際大きく響く。
もうやめて!
耳を塞ぎたくなったとき、翔太くんが勢いよく席を立った。
ガタンッと大きな音を立てて椅子が後方に倒れる。
「僕は今日ずっとこの日直ノートを持ち歩いてた。こうしてまるめて、後ろのポケットに入れておいたんだ」
翔太くんが日直ノートを丸めて見せる。
開いたノートには確かに型がついていた。
「そうだよ。私も見てる」
私はすぐにフォローに回った。
これくらいしか私にできることはない。
「汐里は日直ノートを書いてないんだよね?」
ヤヨイちゃんに聞かれて私は頷いた。
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