13日の日直当番
どっちにしても、今はそこまでのことはわからなかった。
「日直当番のルールについて共有しようと思う」
東野先生が教室から出て行ったタイミングで城崎さんがそう言った。
クラスのみんなもその話が聞きたかったようで、教室から出て行った生徒は誰もいなかった。
みんなが城崎さんの周りに集まっていくのを、私と翔太くんは教卓の辺りから見ていた。
「もう知っている人もいると思うけれど、このクラスでは13日に日直当番をした人がどんどん消えて行っているの。だけど今日、私と井口くんは消えなかった」
みんなの視線が城崎さんをとらえている。
真剣な目、怯えているめ、半信半疑な目。
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