13日の日直当番
本人だってきっと早く元気になって学校に戻りたいはずだ。
「はじめまして、僕は中本翔太です」
突然翔太くんが眠っている玉井春香に挨拶をし始めた。
「どうしたの翔太くん。私たちの声は聞こえないよ?」
「そうだとしても、聞いてもらわなきゃいけないでしょう? 僕たちが帰るためには必要なことだと思うんだ」
そう言われて私は頷いた。
「はじめまして、私は五十嵐汐里です。えーと、私たちは2026年からやってきました」
こんな自己紹介をしたのは始めてで、少しおかしな気分になってしまった。
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