サイコパス王太子様から学ぶ人生の成功法則!?
「私は本日も貴族達を思い、いいことをしたと思うがどうかね?」
このようなことを言うのは私の婚約者である王太子様である。
「……何故そう思われたのでしょうか?」
「はっはっは、メアリーよ愚問だな、そちも勉強をして私の妻に相応しくなるが良い、特別に教えてやろう、私は不出来な貴族共をしっかりと導こうとしたのだ!」
……なるほど、その結果3日間ほどんど休ませずに勉強をさせたのですね……
死んだりしなかったから良かったものの、衰弱した貴族がそれなりに出て止められたと言うのに……!
王太子様は不満そうでしたが、それを知った私と大臣で必死にお願いした結果やめてくれたのだ……
もちろん成績が悪い貴族は問題ではあるが、それにしたってあんなことをして成績が向上するとはとても思えないのですが……
そもそも駄目過ぎる貴族は使わないほうが本人のためだと思うのですけどね……!
しかし私はこれ以上何も言う気が起きなかった……
だって何を言っても話など通じない方なのだから!
自分の意見が常に絶対的に正しく、さらにどれだけ矛盾があっても訂正する気が皆無な方なのだから!
これ以上話が通じない方っているので!?
私は正直王太子様が怖いと思うのであった……!
そして今日も王太子様のことで困った人が、私に陳情をしてくる……!
あのさぁ……私は確かに婚約者ですけど、王太子様の窓口では無いんですけど……
ああ……王太子様が話が通じないから、せめて何とかしてくれそうな私に言ってるんですよね?
……言っておきますけど、私の言うことなんて一切聞かない方ですよ?
先ほどのケースだって私と大臣でもうひたすらお願いした結果、
「仕方ないそちらの顔を立ててやろう、間違った意見を受け入れる優しい私であったことを感謝するが良い」
なんて言う方ですからね。
この話の通じなさって、多分接しないと分からないのだろうなぁと思うのである。
そんなある日……
またしても王太子様が問題を起こす!
今回は兵の訓練である!
「腕立て100回できないものは兵士失格だから、できるまで絶対に許すな!」
このように宣言されたのだ。しかしできないものは当然いるわけで……
「……できるまでひたすら訓練しろそれまでは絶対に帰ることも許さん、トイレに行きたいだと!?お前人間扱いされると思っているのか!できるまで漏らしてでもやれ!」
……私はあわててそれを聞いて現れた……!
私は当然軍事はド素人である。そんな勉強一ミリもしたことが無い。
でも運動をすれば疲れることは分かる。
さっき腕立て100回が無理だったものが、疲れていて次にできるなんてことはまず考えられないことは分かるのだ!
なのにできるまでってどれだけ無茶を言っているのだろうか!
「……あの王太子様?疲れているのに100回は無理だと思うのですが……」
「メアリーか、そんなことは関係無い、兵士というのは過酷な環境で戦うのである!つまりどんな無理もやり遂げねばならぬのだ、女のそなたには分からないことだから、口出しはやめてもらおう!」
……女のその私ですら、疲れているのに無理は不可能と分かるのですが、ぶっちゃけ私よりも軍事の素養が無いのでは?
と軍事に関心が無かった私ですら思うレベルである。
すると騎士団長が私に囁く「このままでは兵士が潰れてしまいます、何とかならないでしょうか?」
「騎士団長様、王太子様はまともな正論を聞く方ではありません、私も一緒にしますから、どうかお願いをしましょう!」
「わ……分かりました!」
私達2人で「王太子様の理想に及ばない馬鹿な兵士ですが、どうか王太子様の偉大なる寛容さで許してあげられないでしょうか?」
ひたすらこう言ったら、
「ふむ、お前達は私の優しさにつけ込む気か?」
などというので、これがあるともう少し!
「その通りです、我々凡人は人の優しさにたかってしまうのです!」
ここまで卑屈になれば、もう大丈夫……
「……仕方ないな、私の優しさに全員感謝するように!」
こうして地獄の特訓が終わったが……
私のメンタルはもうゴリゴリに削られた。
そして今回許せなかったのは、私は女であり、戦う存在では無いことは自覚している。
そんな私ですらおかしいと思うことを、王太子様がやりやがったことだ!
これで自分が正しいなんて思うことは論外では無いか!
こう思って私は、流石にこれは問題過ぎると、婚約者という立場の責任を最大限考えて、陛下に直訴することにした!
「……恐れながら陛下、臣でありながら後継者問題に口を出すなど論外!しかし婚約者として私はハッキリと言わないことがあって現れました!」
「……メアリーよいつにない迫力だな……!」
なるほど私も決心をしてきたのでそのように見えるのですか……!
そして私は普段の王太子の振る舞い、そして今回の兵士の訓練でいかにあり得ないかを延々と言った。
「だがメアリーよ、このまま王太子が続行すれば、そなたは王妃となれるのに何故反対するのだ?」
「……その得をするはずの私が反対していることの事の重大さにどうか陛下お気づき下さい!」
……攻めすぎたか?と思ったが、これが陛下に刺さったようだ!
「確かに将来の王妃になれるものが、王太子が問題だと言って廃嫡を進言する、これは重大なことに違いない!!!!!!」
……ああやっと陛下が動いて下さる……
私は緊張が解けたあまり、フラフラと家に帰って寝込んだのであった……
そして起きた時、王太子様は廃嫡されていた。
私の婚約も解消されていた。
何と私は今までの疲れからか3日寝ていて、その間に様々な王太子様の悪評を陛下が調べた結果、ついに救いがないと決意したらしい……
ああ、これで私は平穏な人生を送れるのね……やっと報われるのね……
そう涙したら甘かった!
どうやら私は王太子様の件で「話が通じる女」扱いをされたので、
明らかに理解したがい無理まで私に言ってくるボケ共が、以前よりも増えたのだ……!
最初は私のいい評判の維持のために、できるだけ相手をしていたが、ある時気づいた。
クソ共は私を利用しているだけで感謝もしておらず、裏で馬鹿にしている事実に!
……私は闇に目覚めた!
王太子様は100%クソだったが、あの話の通じなさは、ゴミ共を避けるのに最高な方法だったんだなと!
私も話が通じる女なんてのは捨ててやる!
もう許さないからな!
王太子様は今でもクソだったと確信しているが、話が通じないということの強みだけは、あったのだなと今思ったのであった……
世の中ろくでなしがいるからですね!
このようなことを言うのは私の婚約者である王太子様である。
「……何故そう思われたのでしょうか?」
「はっはっは、メアリーよ愚問だな、そちも勉強をして私の妻に相応しくなるが良い、特別に教えてやろう、私は不出来な貴族共をしっかりと導こうとしたのだ!」
……なるほど、その結果3日間ほどんど休ませずに勉強をさせたのですね……
死んだりしなかったから良かったものの、衰弱した貴族がそれなりに出て止められたと言うのに……!
王太子様は不満そうでしたが、それを知った私と大臣で必死にお願いした結果やめてくれたのだ……
もちろん成績が悪い貴族は問題ではあるが、それにしたってあんなことをして成績が向上するとはとても思えないのですが……
そもそも駄目過ぎる貴族は使わないほうが本人のためだと思うのですけどね……!
しかし私はこれ以上何も言う気が起きなかった……
だって何を言っても話など通じない方なのだから!
自分の意見が常に絶対的に正しく、さらにどれだけ矛盾があっても訂正する気が皆無な方なのだから!
これ以上話が通じない方っているので!?
私は正直王太子様が怖いと思うのであった……!
そして今日も王太子様のことで困った人が、私に陳情をしてくる……!
あのさぁ……私は確かに婚約者ですけど、王太子様の窓口では無いんですけど……
ああ……王太子様が話が通じないから、せめて何とかしてくれそうな私に言ってるんですよね?
……言っておきますけど、私の言うことなんて一切聞かない方ですよ?
先ほどのケースだって私と大臣でもうひたすらお願いした結果、
「仕方ないそちらの顔を立ててやろう、間違った意見を受け入れる優しい私であったことを感謝するが良い」
なんて言う方ですからね。
この話の通じなさって、多分接しないと分からないのだろうなぁと思うのである。
そんなある日……
またしても王太子様が問題を起こす!
今回は兵の訓練である!
「腕立て100回できないものは兵士失格だから、できるまで絶対に許すな!」
このように宣言されたのだ。しかしできないものは当然いるわけで……
「……できるまでひたすら訓練しろそれまでは絶対に帰ることも許さん、トイレに行きたいだと!?お前人間扱いされると思っているのか!できるまで漏らしてでもやれ!」
……私はあわててそれを聞いて現れた……!
私は当然軍事はド素人である。そんな勉強一ミリもしたことが無い。
でも運動をすれば疲れることは分かる。
さっき腕立て100回が無理だったものが、疲れていて次にできるなんてことはまず考えられないことは分かるのだ!
なのにできるまでってどれだけ無茶を言っているのだろうか!
「……あの王太子様?疲れているのに100回は無理だと思うのですが……」
「メアリーか、そんなことは関係無い、兵士というのは過酷な環境で戦うのである!つまりどんな無理もやり遂げねばならぬのだ、女のそなたには分からないことだから、口出しはやめてもらおう!」
……女のその私ですら、疲れているのに無理は不可能と分かるのですが、ぶっちゃけ私よりも軍事の素養が無いのでは?
と軍事に関心が無かった私ですら思うレベルである。
すると騎士団長が私に囁く「このままでは兵士が潰れてしまいます、何とかならないでしょうか?」
「騎士団長様、王太子様はまともな正論を聞く方ではありません、私も一緒にしますから、どうかお願いをしましょう!」
「わ……分かりました!」
私達2人で「王太子様の理想に及ばない馬鹿な兵士ですが、どうか王太子様の偉大なる寛容さで許してあげられないでしょうか?」
ひたすらこう言ったら、
「ふむ、お前達は私の優しさにつけ込む気か?」
などというので、これがあるともう少し!
「その通りです、我々凡人は人の優しさにたかってしまうのです!」
ここまで卑屈になれば、もう大丈夫……
「……仕方ないな、私の優しさに全員感謝するように!」
こうして地獄の特訓が終わったが……
私のメンタルはもうゴリゴリに削られた。
そして今回許せなかったのは、私は女であり、戦う存在では無いことは自覚している。
そんな私ですらおかしいと思うことを、王太子様がやりやがったことだ!
これで自分が正しいなんて思うことは論外では無いか!
こう思って私は、流石にこれは問題過ぎると、婚約者という立場の責任を最大限考えて、陛下に直訴することにした!
「……恐れながら陛下、臣でありながら後継者問題に口を出すなど論外!しかし婚約者として私はハッキリと言わないことがあって現れました!」
「……メアリーよいつにない迫力だな……!」
なるほど私も決心をしてきたのでそのように見えるのですか……!
そして私は普段の王太子の振る舞い、そして今回の兵士の訓練でいかにあり得ないかを延々と言った。
「だがメアリーよ、このまま王太子が続行すれば、そなたは王妃となれるのに何故反対するのだ?」
「……その得をするはずの私が反対していることの事の重大さにどうか陛下お気づき下さい!」
……攻めすぎたか?と思ったが、これが陛下に刺さったようだ!
「確かに将来の王妃になれるものが、王太子が問題だと言って廃嫡を進言する、これは重大なことに違いない!!!!!!」
……ああやっと陛下が動いて下さる……
私は緊張が解けたあまり、フラフラと家に帰って寝込んだのであった……
そして起きた時、王太子様は廃嫡されていた。
私の婚約も解消されていた。
何と私は今までの疲れからか3日寝ていて、その間に様々な王太子様の悪評を陛下が調べた結果、ついに救いがないと決意したらしい……
ああ、これで私は平穏な人生を送れるのね……やっと報われるのね……
そう涙したら甘かった!
どうやら私は王太子様の件で「話が通じる女」扱いをされたので、
明らかに理解したがい無理まで私に言ってくるボケ共が、以前よりも増えたのだ……!
最初は私のいい評判の維持のために、できるだけ相手をしていたが、ある時気づいた。
クソ共は私を利用しているだけで感謝もしておらず、裏で馬鹿にしている事実に!
……私は闇に目覚めた!
王太子様は100%クソだったが、あの話の通じなさは、ゴミ共を避けるのに最高な方法だったんだなと!
私も話が通じる女なんてのは捨ててやる!
もう許さないからな!
王太子様は今でもクソだったと確信しているが、話が通じないということの強みだけは、あったのだなと今思ったのであった……
世の中ろくでなしがいるからですね!

