音を色づく
首の真ん中あたりの長さのボブがにあう明るい女の子だ。

「うん」
と返事をしながら私は頷いた。

「春ちゃんって面白いよね。さっきの先生の!めっちゃ笑った。」
と嬉しそうに話してくれる。

「ありがとう?」
なんて返していいかわからず、とりあえずお礼を言っとく。

「春って呼び捨てで呼んでもいい?」
アハハと聞こえそうな笑顔で女の子は聞いてくる。

私は、戸惑いながらも頷く。

「えっと……名前聞いてもいいかな?」
と気まずそうに私は聞く。

そう、先生に呼ばれるまで自分の世界に入ってた私は誰1人名前を覚えてないんだ。

前田先生ってことは覚えたけど。

「あたしは山中菜葉(なよ)!呼び捨てでいいよ」
一気に名前覚えれないよねーと言いながら快く教えてくれた。

菜葉は神様だったのか。

ちょうど窓からさす太陽の光で神々しく見える。

あまり人と関わらないと決めた私だが
「よろしく菜葉」

いつの間にか言葉が出ていた。
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