(完結)家も仕事も失いましたが、一夜の恋で授かったお腹の子ごと若手社長に溺愛されています
「子どもが生まれて何年かしたら、今度は一緒に楽しめるかな?」
巳影がお腹を気遣ったのを知ったらしく、明莉はちょっと下のほうを見下ろして、幸せそうに言った。
巳影もすぐに頷く。
「そうだな。二、三歳になった頃にでも、どこかへ行こうか。子どもも明莉も落ち着いてから……」
ひとつの布団の中で寄り添いながら、幸せな将来の展望を話す。
「うん! 三人旅行もきっと楽しいよね!」
明莉は満面の笑みを浮かべてくれた。
そんなふうにしばらく話していたが、やがて明莉は目を閉じて、巳影の胸に頭を預けた。
数分で寝息が聞こえてくる。
楽しんだぶん、疲労もあるだろう。
(ゆっくり寝てくれよな)
巳影は彼女の髪をそっと撫でた。
やわらかな茶色の髪は、もう巳影の手に、しっくり馴染むようになっている。
巳影の感じる愛おしさは、さらに募った。
明日は起きてから軽く朝風呂を楽しみ、そして早めに帰路に就く予定だった。
(今、旅行に来られて良かった。明莉の体調も安定していたし……)
眠る明莉を優しく抱きしめながら、巳影は満たされた気持ちでいた。
ついつい長く、眠る彼女の様子を見守ってしまったくらいだ。
巳影がお腹を気遣ったのを知ったらしく、明莉はちょっと下のほうを見下ろして、幸せそうに言った。
巳影もすぐに頷く。
「そうだな。二、三歳になった頃にでも、どこかへ行こうか。子どもも明莉も落ち着いてから……」
ひとつの布団の中で寄り添いながら、幸せな将来の展望を話す。
「うん! 三人旅行もきっと楽しいよね!」
明莉は満面の笑みを浮かべてくれた。
そんなふうにしばらく話していたが、やがて明莉は目を閉じて、巳影の胸に頭を預けた。
数分で寝息が聞こえてくる。
楽しんだぶん、疲労もあるだろう。
(ゆっくり寝てくれよな)
巳影は彼女の髪をそっと撫でた。
やわらかな茶色の髪は、もう巳影の手に、しっくり馴染むようになっている。
巳影の感じる愛おしさは、さらに募った。
明日は起きてから軽く朝風呂を楽しみ、そして早めに帰路に就く予定だった。
(今、旅行に来られて良かった。明莉の体調も安定していたし……)
眠る明莉を優しく抱きしめながら、巳影は満たされた気持ちでいた。
ついつい長く、眠る彼女の様子を見守ってしまったくらいだ。