カーテンコールはまだ鳴らない。
「私がコンビニで侑玖と喋ってたの⾒て、
『彼⽒ですか』って」
そう⾔うと、侑玖は⽬を⾒開いて、
「え、まじで?」
次の瞬間、声を上げて笑った。
「ふはっ、安⼼したぁ〜」
「なにが?」
「俺より先に、あんなイケメン捕まえたんかと思った」
「捕まえてないから」
即座に切り返す。
「ただの後輩。ちょっと無愛想だけど」
「無愛想なイケメン......⼀番モテるやつじゃん」
「らしいね。庁内のファンめっちゃいるし」
「だよなぁ〜。ってか」
侑玖はにやにやしながら