総長は、私にだけ甘すぎる。
校門を出る。

自然に彼が隣を歩く。

距離が近い。

近すぎる。

「……ねぇ」

「なんだ」

「普通、こういうのって関わらない方がいいやつだよね?」

彼は少し間を置いたあと。

「普通ならな」

それだけ言った。
< 27 / 118 >

この作品をシェア

pagetop