総長は、私にだけ甘すぎる。
第9話 戻れない境界線
校舎裏の空気は、まだ重いままだった。
「戻れない」
その言葉だけが、頭の中で何度も響く。
桜庭咲良は黒崎蓮の腕を見つめる。
まだ、掴まれたまま。
「戻れない」
その言葉だけが、頭の中で何度も響く。
桜庭咲良は黒崎蓮の腕を見つめる。
まだ、掴まれたまま。