契約から繋がる-Ⅱ-

「…そんな……どうしてやめるの?」

「元々、自棄になって始めた仕事だったからな。未練はない」


だけど…。
あんなに頑張ってたのに…。
本当にそれでいいの?
オーナーは…後悔しないの…?


「なんも…気にするな。これからは、お前と子供の事だけを考えて行くから」

「…本当に…それでいいの?」

「当たり前。よし、帰ろうか。歩けるか?」

「うん。大丈夫」


私が立ち上がると
オーナーは腰に腕を回して微笑む。


「凭れかかっていいからな」

「ありがとう」


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