契約から繋がる-Ⅱ-
―――オンギャーオンギャー―――
しばらくすると
元気な産声が室内に響き渡る。
「里菜。よく頑張ったな」
子供達を下へと降ろし
まだ息の荒い私の頭を優しく撫でる冬真。
「ハァ…ハァ……産まれたね…」
「はーい。女の子ですよ」
助産師さんが赤ちゃんを連れて来てくれた。
「クス。猿、みたいだな」
「お猿さん〜?」
三人は赤ちゃんにくぎづけになる。
冬也と春菜は珍しいもんね。
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