契約から繋がる-Ⅱ-

情けないけど…。
分かってるけど…。
何か…肝心な時に仲良く出来ない様な…。


「芹香…後で同じ様にしてやる」


リビングへ入ると私の耳元で
それも小声で囁く悠也。


「なっ////」


もしかして…。
私が寂しそうにしてるの…
顔に出てた?!


「クス。茹蛸だな」


笑いながら私を見る悠也。
ゆ、茹蛸っ?!
や、やだ…恥ずかしいっ。


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