遠距離恋愛

:)復活


「ぁとで、もう1回掛けるわ。じゃ」


あの隼人の言葉から、既に2時間が経っていた。


明るかった空も、暗くなり始めている。


やっぱ・・・期待しないほうがいいよね。

どうせ・・・かかってなんか来ないよ。


ベッドに寝っ転がると自然と目に入る白い天井。


それはどんな未来が待っているかさえも分からない、あたし達みたいで・・・。

現実を見たくなくって、あたしは静かに目を閉じた。


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