Marry Me?
Vol.21.目に見えるものがすべてではないけれど
「……美紗っていつもこんな自炊するの」
「ううん」とあたしは正直に答えた。「大樹と出会う前は……コンビニのおにぎりやサラダが多かったかな。たまに作っても具沢山味噌汁程度」
すると大樹は箸を止めると真顔で、「おれ、……美紗に、負担かけてる?」
「ううん。いいの。いいの」とあたしは顔の前で手を振った。「この仕事ってビジュアル命じゃない? 逆に、……よくもあれだけ自炊せずにやってこれたなあって……ちょうど、よかったの。そろそろ自炊しなきゃなあって思ってたから……。
ま。今日のお魚は焦げちゃいましたが」
「おれはいつも、きみに、……胸を焦がしてるよ」
「上手いこと言ったって思ってるでしょう」
「でもない」と舌を出して彼は笑った。「美紗といると、なんか……癒される。自然に、頑張ろう、って思えてくるんだ……」
「大樹のほうが、お料理上手だよね。この感じだと」
「ううん」とあたしは正直に答えた。「大樹と出会う前は……コンビニのおにぎりやサラダが多かったかな。たまに作っても具沢山味噌汁程度」
すると大樹は箸を止めると真顔で、「おれ、……美紗に、負担かけてる?」
「ううん。いいの。いいの」とあたしは顔の前で手を振った。「この仕事ってビジュアル命じゃない? 逆に、……よくもあれだけ自炊せずにやってこれたなあって……ちょうど、よかったの。そろそろ自炊しなきゃなあって思ってたから……。
ま。今日のお魚は焦げちゃいましたが」
「おれはいつも、きみに、……胸を焦がしてるよ」
「上手いこと言ったって思ってるでしょう」
「でもない」と舌を出して彼は笑った。「美紗といると、なんか……癒される。自然に、頑張ろう、って思えてくるんだ……」
「大樹のほうが、お料理上手だよね。この感じだと」