Marry Me?

Vol.28.スーパーコミュニケーション☆彡

「……大樹と、こうやってスーパー行くの初めてだよね」

「ん」大樹は、そっとあたしの肩を抱くと、「これはおれがやるから。貸して」

「えー」あたしは大樹のほうを向くと、「カートはあたしが押すのー。駄目ぇー」

「……ったく。手のかかるやっちゃぁ」

 なんて言うと大樹は、ひょいっ、と、あたしを米俵みたく担ぎ上げる。……って、ひゃああ……!

 みんな、見てるし……。

 目線を感じ。頬がめちゃくちゃに熱ーくなるのを感じつつも、下ろされ、……あたしは素直に彼に、従った。「……それではお任せします」

 ひゃーっ。いまの見たぁーっ。イケメーンッ。

 JKとお母さんが騒いでいるのを目の当たりにし、こくん、とあたしは頷いた。そんなあたしの頭をわしゃわしゃと大樹は撫でると子犬のように笑い、

「うん。……任されな」

 * * *

「なにが食べたい? 美紗。……たまには煮物とかもいいよなぁ。おれ、つい、豚の細切ればっか使っちまうんだよなあ……便利で」
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