Marry Me?
最終話.あなたとともに歩む未来
「ほんに、……いいひと選んだねぇあんた……」
お昼休憩中に、母に、電話をした。先日、大樹とZOOM面談をしたばかりだ。……大樹が一緒だと言えないこともあるだろうから。母の――本音が知りたかった。
「美紗。あんたは、離れておっても大事な娘やさけ……。いつでも相談なさいね。大樹さんは、あんたを『守る』言うてはったんやさけ。いまどき珍しい、男気のあるひとやわいね。……綺麗な目をしとる。あのひととやったら、あんたは、幸せになれる。……お母さんにそう断言して欲しくて、電話してんやろ?」
「――あ。え。まあ……」
母の笑顔が目に浮かぶようだった。「誰やって、……初めてなにかをするときは不安やわいね。ほんでも、『このひとと一緒におりたい!』って気持ちがあんねやったら、お母さん、どうにでもなると思うておるわ……。まあ」
母はすぅと息を吸い、「もしなんかあったら実家帰ってくればいいげやさけ。安心しましい」
「いやいやそんなことにはならないように。とにかく――幸せになるよ。ありがとうね。お母さん。わたしを産んでくれて……」
「いややわぁこの子。いますぐ嫁に行くわけやないがに」
お昼休憩中に、母に、電話をした。先日、大樹とZOOM面談をしたばかりだ。……大樹が一緒だと言えないこともあるだろうから。母の――本音が知りたかった。
「美紗。あんたは、離れておっても大事な娘やさけ……。いつでも相談なさいね。大樹さんは、あんたを『守る』言うてはったんやさけ。いまどき珍しい、男気のあるひとやわいね。……綺麗な目をしとる。あのひととやったら、あんたは、幸せになれる。……お母さんにそう断言して欲しくて、電話してんやろ?」
「――あ。え。まあ……」
母の笑顔が目に浮かぶようだった。「誰やって、……初めてなにかをするときは不安やわいね。ほんでも、『このひとと一緒におりたい!』って気持ちがあんねやったら、お母さん、どうにでもなると思うておるわ……。まあ」
母はすぅと息を吸い、「もしなんかあったら実家帰ってくればいいげやさけ。安心しましい」
「いやいやそんなことにはならないように。とにかく――幸せになるよ。ありがとうね。お母さん。わたしを産んでくれて……」
「いややわぁこの子。いますぐ嫁に行くわけやないがに」