Marry Me?
Vol.11.このままあたしを連れ去って
「……そろそろ帰ろうか」
あたしへのキスを止めた彼は、周囲を見てそう言う。「……なんか、さっき、気配感じた気がすんだけど……気のせいかな」
「……あ。ううん。気のせいじゃない」
あたしから上体を話し、あたしの肩を抱くと、大樹は、「……どういう意味? まさかストーカーとか他に……」
「ううんそういう意味じゃなくって」とあたしは笑った。「あのねえ……。自分で言うのなんか恥ずかしいんだけど。親衛隊、みたいなのがいて。
正確には、
『ミサミサ69♪ を守る美青年レンジャー』
……って、言うんだけどね」
ちょっと眉根を寄せた大樹は、「ファンクラブみたいなもん?」
「まあ、……そんな感じかな」とあたしは髪を後ろに流し、「最初は、いらしたお客様があたしの接客……を、気に入ってくださって。そっからなんか……仲間が出来たみたいで。最初は表でネットでやってたけど、三人集まったときから完全アングラ化したんだよね。
ほら。SNSだと誰に見られるかは分からないし、……セキュリティが脆弱なところもあるから」
「某社のとか特にそうだもんなあ」と納得した体の大樹。そんな彼に、
あたしへのキスを止めた彼は、周囲を見てそう言う。「……なんか、さっき、気配感じた気がすんだけど……気のせいかな」
「……あ。ううん。気のせいじゃない」
あたしから上体を話し、あたしの肩を抱くと、大樹は、「……どういう意味? まさかストーカーとか他に……」
「ううんそういう意味じゃなくって」とあたしは笑った。「あのねえ……。自分で言うのなんか恥ずかしいんだけど。親衛隊、みたいなのがいて。
正確には、
『ミサミサ69♪ を守る美青年レンジャー』
……って、言うんだけどね」
ちょっと眉根を寄せた大樹は、「ファンクラブみたいなもん?」
「まあ、……そんな感じかな」とあたしは髪を後ろに流し、「最初は、いらしたお客様があたしの接客……を、気に入ってくださって。そっからなんか……仲間が出来たみたいで。最初は表でネットでやってたけど、三人集まったときから完全アングラ化したんだよね。
ほら。SNSだと誰に見られるかは分からないし、……セキュリティが脆弱なところもあるから」
「某社のとか特にそうだもんなあ」と納得した体の大樹。そんな彼に、