好きでも嫌いでもなく、もうどうでもいい~自称聖女に寝取られたあなたになど、何の価値があるとでも?~
004 いびつな女子会
すぐさま王女殿下に手紙を送ると、彼女は快く私の願いを聞き入れてくれた。
そして聖女様が逃げられないようにするために、自分のお茶会に彼女を呼び出すのだという。
王女殿下自身も、最近の聖女様の行動には呆れ返っていたらしい。
お茶会に先についた私に、聖女様の話をし始めた彼女の口は止まることを知らなかった。
「まったく男たちは見る目がないと思うわ」
「見る目ですか?」
「だってそうでしょう? お兄様もあの聖女に熱を上げているのよ」
「殿下までですか?」
「物珍しいからか何か知らないけれど、あんな下品な女のどこがいいのかしらね」
肩にかかる長く赤い髪を自分の手で払いながら、王女殿下は鼻を鳴らす。
本来王女なる彼女がすべき行動でも発言でもないのだが、今は私しかいないから気にも留めていないのだろう。
昔から歯に着せぬ物言いで、よく怒られていたのを覚えている。
だけど私はスパっと言いたいことを言ってくれる彼女が心から好きだった。
そして聖女様が逃げられないようにするために、自分のお茶会に彼女を呼び出すのだという。
王女殿下自身も、最近の聖女様の行動には呆れ返っていたらしい。
お茶会に先についた私に、聖女様の話をし始めた彼女の口は止まることを知らなかった。
「まったく男たちは見る目がないと思うわ」
「見る目ですか?」
「だってそうでしょう? お兄様もあの聖女に熱を上げているのよ」
「殿下までですか?」
「物珍しいからか何か知らないけれど、あんな下品な女のどこがいいのかしらね」
肩にかかる長く赤い髪を自分の手で払いながら、王女殿下は鼻を鳴らす。
本来王女なる彼女がすべき行動でも発言でもないのだが、今は私しかいないから気にも留めていないのだろう。
昔から歯に着せぬ物言いで、よく怒られていたのを覚えている。
だけど私はスパっと言いたいことを言ってくれる彼女が心から好きだった。