吸血姫様は逆ハーレムを所望するっ!
2
なにこれ、なにこれなにこれ!
めちゃくちゃ面白いわ!
「もう、また乙女ゲームやってるの? 貴方もいい年でしょ?」
「同じ乙女ゲームをやっている同士に言うセリフなの? うわ、スチル神」
「いや、私の彼氏は画面からでてきてないだけでいるから。 そのスチルえっちじゃん」
「私より重症じゃん」
「いやそれだけはない! 断じてない!」
「はぁ?」
「休みの日になるたび家に引きこもって乙女ゲームばかりしている貴方よりはマシよ」
「確かに意外とアウトドアよね」
「画面からでてこない彼氏以外にも彼氏できちゃうかも」
「浮気じゃん」
「でもさぁ、真面目な話。 親うるさくない?」
「あーいつ結婚するのってやつね? 私も最近電話かかってきたよ」
「なんて?」
「”いい人いないの?”って」
「うわー。 一言一句同じ言葉言われた」
「で、いないって言っといた。 てか彼氏できたら乙女ゲームする時間なくなるから普通にやだ」
「はは、それな。 あ、じゃあさ乙女ゲームがなくなったら流石に彼氏作る?」
「ん? そんなん彼氏どころじゃないよ」
「どういうこと?」
「リアル乙女ゲームを堪能する」
「がち!?」
「んで逆ハーレムエンド目指すわ」
「現実にそんないい男いないでしょ? それこそ乙女ゲームみたいな」
「まあ異世界にはいないでしょうね。 だから元の世界に帰ったら堪能するよ」
「こっちとかむこうとかって? 何言ってるの?」
「そろそろお別れだね。 楽しかったよ異世界での生活も」
「藍羅?」
「大丈夫、少しだけ記憶を操作しとくよ。 君とはいい時間を過ごさせてもらった。 悲しんでほしくないからね」
「…え?」
「さようなら」
「私、なんでここにいるんだっけ…? あ! やば! 今日好きな漫画の発売日じゃん! 買いにいかないと!」
佐藤あいら、68歳逝去。
鈴木藍羅、32歳逝去。
「さてと、目覚める時間ね。 元の世界はどうなっているのかしらねぇ」
めちゃくちゃ面白いわ!
「もう、また乙女ゲームやってるの? 貴方もいい年でしょ?」
「同じ乙女ゲームをやっている同士に言うセリフなの? うわ、スチル神」
「いや、私の彼氏は画面からでてきてないだけでいるから。 そのスチルえっちじゃん」
「私より重症じゃん」
「いやそれだけはない! 断じてない!」
「はぁ?」
「休みの日になるたび家に引きこもって乙女ゲームばかりしている貴方よりはマシよ」
「確かに意外とアウトドアよね」
「画面からでてこない彼氏以外にも彼氏できちゃうかも」
「浮気じゃん」
「でもさぁ、真面目な話。 親うるさくない?」
「あーいつ結婚するのってやつね? 私も最近電話かかってきたよ」
「なんて?」
「”いい人いないの?”って」
「うわー。 一言一句同じ言葉言われた」
「で、いないって言っといた。 てか彼氏できたら乙女ゲームする時間なくなるから普通にやだ」
「はは、それな。 あ、じゃあさ乙女ゲームがなくなったら流石に彼氏作る?」
「ん? そんなん彼氏どころじゃないよ」
「どういうこと?」
「リアル乙女ゲームを堪能する」
「がち!?」
「んで逆ハーレムエンド目指すわ」
「現実にそんないい男いないでしょ? それこそ乙女ゲームみたいな」
「まあ異世界にはいないでしょうね。 だから元の世界に帰ったら堪能するよ」
「こっちとかむこうとかって? 何言ってるの?」
「そろそろお別れだね。 楽しかったよ異世界での生活も」
「藍羅?」
「大丈夫、少しだけ記憶を操作しとくよ。 君とはいい時間を過ごさせてもらった。 悲しんでほしくないからね」
「…え?」
「さようなら」
「私、なんでここにいるんだっけ…? あ! やば! 今日好きな漫画の発売日じゃん! 買いにいかないと!」
佐藤あいら、68歳逝去。
鈴木藍羅、32歳逝去。
「さてと、目覚める時間ね。 元の世界はどうなっているのかしらねぇ」


