吸血姫様は逆ハーレムを所望するっ!
2
見回りを終え、屋敷に戻って一息ついたころ人間の気配に眉が動く。
「ララ」
「この気配はブライアン国の姫ですね。 護衛に何人かの騎士を連れているようです」
「四人ね。 姫の割に少ないんじゃない?」
「今ブライアン国にそのような余裕がないかと」
「財政難ってこと?」
「えぇ。 王と王妃がかなり傍若無人で姫ですら蔑ろにされているようです」
「姫がその扱いなら国民はもっとね」
「その通りでございます」
「ふーん。 まあ、ここまでたどり着いたら大広間に通しておきなさい。 そこで話を聴くわ」
「かしこまりました」
私は部屋に戻ると優雅に待っていた。
にしても本当に人間は権力に溺れるのね。
まあ魔族は力に溺れるんだけど。
そうこう考えていると一日が経過し、私の屋敷の前にプライアン国の姫がたどり着いた。
「ブライアン国、第一王女ブライス・ブライアンと申します! こちらの領地を治めている魔族四天王のお一人、アイラ様はお目覚めでしょうか?」
まっすぐ凛とした声が聞こえる。
本来は騎士が言う口上だと思うが、気にせず様子を伺っているとララがブライス姫の前に現れる。
「ようこそお越しくださいました。 アイラ様は目覚めております。 何か御用でしょうか?」
「そ、そうなのですね! 同盟のお話をしにまいりました」
「かしこまりました。 ではこちらにお越しください」
「はい」
「ララ」
「この気配はブライアン国の姫ですね。 護衛に何人かの騎士を連れているようです」
「四人ね。 姫の割に少ないんじゃない?」
「今ブライアン国にそのような余裕がないかと」
「財政難ってこと?」
「えぇ。 王と王妃がかなり傍若無人で姫ですら蔑ろにされているようです」
「姫がその扱いなら国民はもっとね」
「その通りでございます」
「ふーん。 まあ、ここまでたどり着いたら大広間に通しておきなさい。 そこで話を聴くわ」
「かしこまりました」
私は部屋に戻ると優雅に待っていた。
にしても本当に人間は権力に溺れるのね。
まあ魔族は力に溺れるんだけど。
そうこう考えていると一日が経過し、私の屋敷の前にプライアン国の姫がたどり着いた。
「ブライアン国、第一王女ブライス・ブライアンと申します! こちらの領地を治めている魔族四天王のお一人、アイラ様はお目覚めでしょうか?」
まっすぐ凛とした声が聞こえる。
本来は騎士が言う口上だと思うが、気にせず様子を伺っているとララがブライス姫の前に現れる。
「ようこそお越しくださいました。 アイラ様は目覚めております。 何か御用でしょうか?」
「そ、そうなのですね! 同盟のお話をしにまいりました」
「かしこまりました。 ではこちらにお越しください」
「はい」


