恋愛する気はなかったのに、年下の彼に甘やかされてます
「真奈ちゃん、こっち来てー?」

ん?

なんか、話し方が…

変わった?

てか。

…戻った?

出かけている時は、もっとピシッとしてたような。

「早く!早くー!」

あはは。

ギャップよ。

「ふふふ」

けいくんに呼ばれるがままに、ソファに座る。

「もっとこっち!」

そう言って隙間なく座らせるけいくん。

距離が…近い。

でも。

触れる、温度が。

ーー落ち着く。

気づいたら、自分から唇を重ねてた。

軽めに。

でも。

けいくんの手が頭の後ろに回る。

「んっ…」

深くなる口付け。

なんか…

ーーやばい。

けいくんが…

どんどん…

もしかして、このまま…

お腹の奥が、キュンとする。

すると、そっと離れた。

「くく。ここまで」

そして、頭をぽん。

………。

しないんかーーーーい!

なぜか、お預けをくらった気分。

でも。

ーー悪くない。

むしろ。

ーー好き、かも。


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