恋愛する気はなかったのに、年下の彼に甘やかされてます
"おつかれー!全然だよー!私も会いたい"
ははっ
こいつは本当に。
"次はいつ?"
こいつ、
たぶん笑ってる。
俺から聞いた事、
あんまねぇし。
家の事、あるしな。
俺が合わせるのが
普通だろ。
でも、
今回はちょっと…
言いたくなった。
"土日行けるよー!"
返事、はや。
思わず、口元が緩む。
"オッケ!駅まで迎えにいく!"
送信。
するとすぐに
"やったー!楽しみー!"
……。
ほんと、わかりやすい。
クックックッ。
携帯をソファに放り投げる。
そのまま横になって、天井を見上げた。
土曜か。
……何しような。
いつも通り、
昼は好きな飯連れてって
買い物して、
夜は家で飯作って、
酒飲んで。
それでも、
あいつは楽しそうに笑うんだろうけど。
……。
ふと、
昨日の夜が頭をよぎる。
泣いてた顔。
笑ってた顔。
雪に突っ込んだ俺を見て、
腹抱えてた顔。
そして、
鍵を握りしめたまま、驚いてた顔。
全部、浮かぶ。