恋愛する気はなかったのに、年下の彼に甘やかされてます
「え!!」

「クハハッ、なんだよ、今度は」

「グラート!!窯焼きピザの!もしかしてあれも!?そゆこと!?」

「あー。そ。あれ、俺プロデュース」

ゲーンと顎が落ちる。

ど、どうりで。

だから、店長と知り合いとか言ってたんだ。

「顎、外れてんぞ。てか、早く服着ろ」

そう言って、スポンと着せられる。

「真奈ちゃん、髪乾かしてぇ〜」

今度は、抱きついてきた。

なんなんだ、この男は。

そう思いながらも、

既に私の手には

ドライヤー。

ブォーーーーー

「ふふふ。真奈ちゃん、きもちー」

「はは、良かったねぇー」

「俺も乾かしてあげるねー」

「ありがとねー」

髪も乾かし終わり、

洗面台に二人で並ぶ。

歯磨き、歯磨き。

ん?

けいくんが、

うとうとしている。

ははは。

「けいくん、はい、歯ブラシ。歯磨き粉つけたよ?」

「んー。あいがとー」

シャカシャカシャカシャカ…

たまに

ジュルルって聞こえてくるのなに。

おもろすぎる。

寝てるやろ。

それ。

んで、ヨダレ吸い込んどるやろ。

絶対。
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